リスボン旅行記(1)
ブログを始めた理由の一つに、旅の記録を残したい、という目的もある。
ということで、先月中旬に行ったリスボン旅行について書こうと思う。
留学してから、ヨーロッパのいろんな都市を見て回ったけれど、ここはその中でもベスト3に入るほど気に入った。リスボンは、大西洋の注ぐ入り江に面していて街を海からの爽やかな風が吹き抜ける。そして、圧倒的に(パリよりも)明るい太陽、青空。
穏やかで平穏な街の雰囲気、イスラム文化を感じる建築物の数々。特にターコイズブルーの、幾何学模様のタイル。魚も肉もデザートもおいしく、リーズナブル。
観光地として、愛される条件がそろっている上に、個人的には大航海時代にも思いを馳せる旅になった。
2泊3日の旅、パリから飛行機で2時間半ひとっとび。(パリーリスボン約1700kmで、東京ー沖縄が1500kmなので、意外と離れている!)
到着すると、空港の周りにはヤシの木が並んでいる。さすが地中海性気候…
メトロに乗ると、この時点でパリより全然清潔だということに気が付く。駅名の表示も、きちんと乗客の目につくしかるべきところに、方向とともに示されていて、とっても親切。(パリでは駅構内の案内がとっても適当なのです)この時点で、リスボンという町が好きになる。車内の椅子には、ポルトガルが世界一の生産を誇るコルクが張ってある。
←→の矢印で、電車がどっち方向にいくのかわかるようになってるの素晴らしい。
パリにはこれがない。
リスボンは、そんなに大きな町ではないので、中心地エリアは結構徒歩でまわれるものの、地図左側のジェロニモス修道院のあたりは、トラムにのって移動したほうが良い。
中心地エリアには、観光スポットが密集しているが、のんびり歩くと、とても全部はまわりきれない。
今回の旅の目的は、ユーラシア大陸再西端にある、ロカ岬に行くことだったので、二泊のうち、一日はここへの移動に使った。
リスボン市内から、ロカ岬(Cabo da Roca)までは電車とバスを乗り継いで二時間くらい。岬の途中にシントラという、また観光スポットの町があるので、ここもまわるとすると、一日はかかる。
なんだか既に長くなってきているので、ひとまずここでおしまい!